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新型固体燃料ロケット、来夏打ち上げ

<JAXA>新型固体燃料ロケット、来夏打ち上げ
毎日新聞 10月29日(月)21時22分配信


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新型固体燃料ロケット「イプシロン」のイメージ=JAXA提供

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、新型固体燃料ロケット「イプシロン」の1号機を、来年夏にも内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)から打ち上げると発表した。1号機には小型科学衛星が搭載され、地球周回軌道から金星や火星などの観測を行う。

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 イプシロンは06年9月に廃止された固体燃料ロケット「M5」の後継機。M5と国産主力ロケット「H2A」の技術を転用し、1号機の打ち上げコストはM5の約75億円より低コストの約53億円。最終的には30億円以下を目指す。

 地上の管制システムを刷新して運用に必要な人員を削減。搭載した人工知能がロケットの点検を行うことで、作業を簡素化する。これによって、打ち上げに要する期間はM5の42日から7日へと大幅に短縮される。

 イプシロンロケットプロジェクトチームの森田泰弘マネジャーは「世界で最も簡単に打ち上げられるロケットにして、宇宙への敷居を低くしたい」と話した。【鳥井真平】
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by takaomimasu | 2012-10-30 06:33
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